![](https://suzuware.info/wp_new/wp-content/uploads/2021/02/24_IMG_0570のコピー.jpg)
瓶子 へいし
高30.3cm 径20.1cm 15世紀前半(室町時代) 珠洲市立珠洲焼資料館蔵
粘土ヒモづくりロクロ成形された器体を、上胴は横位、下胴は縦位に入念に研磨を加えています。下胴に「大」の字状の線刻があります。口頸は後補ですが、他の例からほぼこのようなものと考えられます。珠洲焼の瓶子は、高台のない梅瓶(めいぴん)タイプと、本品のように末広がりの高台がつく締め腰タイプがありますが、どちらも瀬戸窯の影響を受けてつくられたと考えられています。
![](https://suzuware.info/wp_new/wp-content/uploads/2021/02/24_IMG_0576.jpg)
![](https://suzuware.info/wp_new/wp-content/uploads/2021/02/24_IMG_0579.jpg)
![](https://suzuware.info/wp_new/wp-content/uploads/2021/02/24_IMG_0584.jpg)
粘土ヒモづくりロクロ成形された器体を、上胴は横位、下胴は縦位に入念に研磨を加えています。下胴に「大」の字状の線刻があります。口頸は後補ですが、他の例からほぼこのようなものと考えられます。珠洲焼の瓶子は、高台のない梅瓶(めいぴん)タイプと、本品のように末広がりの高台がつく締め腰タイプがありますが、どちらも瀬戸窯の影響を受けてつくられたと考えられています。