櫛目波状文壺 くしめはじょうもんつぼ

高29.0cm 径24.7cm 14世紀前半(南北朝時代) 珠洲市立珠洲焼資料館蔵

やや低めの位置に稜角的な肩をこしらえた、珠洲焼の波状文壺としては大振りのやや異色な器形です。波の振幅や波長が乱れているのは、意図的に崩しているように見えます。珠洲焼のロクロ成形された壺は、器高がほぼ25cmまでに収まり、それ以上は叩き成形が多くなります。本品は、ロクロ成形されたもっとも大きな壺です。

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