ためしげ陶房[為重 功/ためしげ・いさお]

1938年 石川県珠洲市生まれ
1959年 珠洲市埋蔵文化財分布調査で珠洲古窯跡調査に参加
1987年 市教育委員会で珠洲焼資料館開館展示作業に従事
1988年 珠洲焼資料館初代副館長就任
1989年 全国博物館協議会年次大会で珠洲古陶の歴史発表
1991年 韓国慶州市新羅窯技術研究調査団員として珠洲焼のルーツ調査に参加
1998年 珠洲市陶芸センター入所
2002年 共同展(G-WING’Sギャラリー/金沢)
2003年 「第9回金沢城・兼六園大茶会工芸作品公募展」入選、以降第17回まで連続入選
2005年 「第46回石川の伝統工芸展」入選、以降第48~50、53、54回入選
2009年 自宅敷地に「珠洲焼爲重窯」築窯
2010年 「第66回現代美術展」入選、以降第67~70回入選
2011年 「石川県伝統工芸展」出品(田中八重洲画廊/東京)
2011年 自宅敷地にためしげ陶房「ギャラリー爲重」オープン
2012年 日本工芸会会員

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珠洲古陶のよさを追い求めて

1963(昭和38)年に珠洲郷土史研究会のメンバーに加わり、珠洲古窯の分布調査を法住寺窯跡で実施しました。これを契機に珠洲焼の復元・再現に力を入れてきました。

その努力が実り、自房の窖窯(あながま)を築き、薪を燃料に本格的な焼締め陶器をつくっています。

珠洲自然釉花瓶

抹茶碗

住所
石川県珠洲市若山町鈴内17-105
TEL/FAX
0768-82-1618

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